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髙橋社長11月定例会見

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 始めに、BPOで「ざっくりハイタッチ」の審議入りが決定した件について、11月24日(火)に「BPO第175回青少年委員会」で審議が行われましたので、その結果をご報告致します。
 審議入りを受け、青少年委員会から今回の番組の制作に至る経緯や制作意図、放送前の番組内容のチェック体制など、6項目について質問書が届き、それに対する回答書を提出致しました。
 弊社ではすぐに検証を行い、深夜番組ということで制作基準、審査基準が通常より緩くなったこと、またBPOの過去の事例が社内で十分に共有されていなかったこと、そして再発防止に向けた番組審査体制の強化を行ったこと、などについてお答えしました。
 その回答書をもとに24日、委員会で審議が行われ、その日をもって審議が終了したという報告を委員会から受けております。これらを踏まえて、来月あるいは年明けに、BPOのホームページに「委員会の考え」という形で、今回の件を受けての青少年委員会の意見が公表されるとのことです。

Q.再発防止策とは具体的にどのようなものか?
A.(髙橋雄一社長)
まず制作サイドとして、社内外のプロデューサーやディレクターなど150名ほどを集めて研修会を開きました。また番組制作後のチェック体制について、二重・三重で行っていくワークフローを作成し、さらなる体制の強化を図ります。

<編成関連>
(髙橋雄一社長)
 10月クールは第8週終了時(9月28日~11月22日)でGH6.8%(前年比-0.2p)、PT6.4%(同-0.1p)、全日3.0%(同-0.1p)となっており、三部門ともほぼ前年並みで推移していますが、GH帯を中心に、もっと伸ばしていかなければならないと思っております。全日帯は堅調ですが、GH帯が足を引っ張っているという状況です。

 新番組では、10月27日(火)に始まった「ウソのような本当の瞬間!30秒後に絶対見られるTV」(毎週火曜日18:57~)が、まずまずのスタートとなりました。ディレクターや若手タレントが体を張って撮影したVTRを紹介する番組スタイルが評価されたのではないかと思います。視聴率は、すべて2時間スペシャルの3回平均が6.7%です。こちらもまだまだ伸ばしていきたいと考えております。
 「金曜8時のドラマ 釣りバカ日誌 新入社員 浜崎伝助」も好調をキープしています。5回を終わって平均8.5%で推移しており、20時台のドラマとしては、「三匹のおっさん」シリーズに次ぐヒットとなり、十分手応えを感じております。
 また、深夜帯の「ドラマ24 孤独のグルメSeason5」も好調です。11月13日(金)の放送回「千歳船橋のラム肩ロースとラムチョップ」は全5シーズン56話の中で歴代最高となる初の5.0%まで伸びました。
 両ドラマとも残すところあと数回、是非今後の展開にご期待ください。

 また、それ以外にも、11月24日(火)放送の「開運!なんでも鑑定団」が13.8%、10月3日(土)放送の「木下グループカップ フィギュアスケート ジャパンオープン2015 3地域対抗戦」が11.6%など、好調な番組がいくつかありました。

 続きまして、特番についてご説明致します。
 12月4日(金)から3日間にわたり、「柔道グランドスラムTOKYO2015」を放送します。今年は来年8月のリオデジャネイロ・オリンピックの代表選考会も兼ねており、また、今年8月の世界選手権では、日本は団体戦で男子が連覇達成、女子が2年ぶりの優勝を飾り、個人戦でも全14階級中6階級で金メダルに輝くなど、例年以上に注目度が高くなっています。是非ご期待ください。
 また、今年は柔道中継では初の試みとなる、3つのインターネット配信を番組公式ホームページで実施します。
 放送でカバーできない予選と敗者復活戦の一部試合を番組公式HPおよび、ニコニコ動画とYouTubeで「ライブ配信」、また、技が決まったシーンを最大7台のカメラ映像を切り替えながら見られる「マルチアングル配信」、予選から決勝まで日本人選手の全試合の「ダイジェスト配信」、と3つの配信を予定しています。

 年末年始特番につきましてもいくつかご説明させていただきます。

 来年1月2日(土)放送の、新春時代劇「信長燃ゆ」は、夜9時~11時58分の3時間枠で、主演は東山紀之さんです。佐藤隆太さん、早乙女太一さんといった若手の演技派から萬田久子さん、内藤剛志さん、津川雅彦さんらベテランの方々にもお集まりいただき、クオリティの高い作品になることを確信しています。さらに、太川陽介さん、蛭子能収さんの「ローカル路線バス乗り継ぎの旅」のお2人にも出演頂くこととなっております。こちらも是非ご期待ください。

 その他、年末年始では、1968年から毎年生放送でお送りしてきました「年忘れにっぽんの歌」が、昨年までの会場「五反田ゆうぽうと」が閉鎖で使えないこともあり、番組を少し見直し、事前収録に切り替えました。事前収録によってどんな演出が出来るかといったところで新味を出したいと思っております。

<営業関連>
(髙橋雄一社長)
 10月は、タイムが前年比+0.5%、スポットが同+12.2%、タイム・スポットの合計では同+4.9%、15年度累計では、タイムが-4.9%、スポットが+2.0%、タイム・スポットの合計では同-2.5%でした。
 スポットは、東京地区全体で見ると前年を若干割っている状況ですので、二桁伸びたのはなかなかよい結果だと思います。
 タイムは前年を超えました。要因としましては、浅田真央選手の復帰戦となった「木下グループカップ フィギュアスケート ジャパンオープン2015 3地域対抗戦」(10/3・土曜日)、 錦織圭選手が準決勝まで進出した「楽天ジャパンオープン2015」(大会期間:10/6・月曜日~10/11・日曜日 準決勝:10/10・土曜日)、「SMBC日本シリーズ2015第2戦 ソフトバンク×ヤクルト」(10/25・日曜日)など、このあたりがタイムを押し上げました。

<事業関連> 
 今年2月に続き、来年も2月11日(木・祝)に、「テレビ東京ビジネスフォーラム2016」を開催致します。経済5番組の出演者やスタッフが一堂に集結し、視聴者の皆様に来ていただき、セミナーやディスカッションを行います。
 東京オリンピックが開かれる2020年に日本経済がどういう姿になっているか、後から振り返ると日本経済のターニングポイントになっているかもしれないという前提で、今打つべき対策について「緊急提言」を出せるような形にしたいと思っております。入場は無料です。

《会見者》
テレビ東京 代表取締役社長 髙橋 雄一
テレビ東京 専務取締役 編成局、制作局担当 井澤 昌平
テレビ東京 常務取締役 広報局、グループ戦略室担当 廣瀬 和彦
テレビ東京 編成局長 長田 隆

テレビ東京 広報局長 狐﨑 浩子
テレビ東京 広報部長 日比野 壇


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